開幕まで間近となった2022年冬季北京オリンピック!冬季オリンピック競技の中でも、アルペンスキーは人気競技のひとつで、雪山に作られた傾斜のあるコースを滑り降り、タイムを競うものです。
コースには旗門が並べられており、その旗門を正確に通過することが要求されるため、スピードと正確さが試される競技です。歴史と伝統を持つアルペンスキーは、スポンサー収入とワールドカップ(W杯)など各大会の賞金を合わせれば1億円を軽く超えるトップ選手も少なくなく、その賞金金額の高さが花形競技と言われる証明になっていると言えるでしょう。
そのアルペンスキー日本代表に決定した小山陽平(こやま ようへい)さんとは、どのような方なのでしょうか?この記事では、彼のプロフィールや経歴、出身地や中学・高校・大学、実家や家族について調べ、紹介していきます。





小山陽平のプロフィール・経歴
まずは、小山陽平選手のプロフィールや経歴についてご紹介します!
名前:小山 陽平(こやま ようへい)
生年月日:1998年5月31日
年齢:23歳
身長:170cm
体重:65kg
出身:石川県金沢市
所属:ベネフィット・ワンク
主な戦績:2016年ユースオリンピック大回転銀メダル
2021年12月W杯回転8位(W杯最高成績)
五輪代表歴:2022年北京オリンピック初出場予定
小山陽平選手は石川県金沢市出身。金沢市内にある中山間地・内川という地域で育ちました。中学~大学時代のことは後述しますが、子どもの頃から、スポーツ万能だったようです。
去年12月、W杯の男子回転で、日本勢では2017年以来のひとけた順位となる8位に入賞しました。日本勢の1桁順位は17年1月の湯浅直樹の7位以来の快挙です。
昨シーズンまでの戦績は以下の通りです。
2015年 高校総体のアルペン大回転 初優勝
2016年 ユース五輪(ノルウェー・リレハンメル)大回転銀メダル
2017年 世界選手権 大回転42位、回転58位
2019年 ユニバーシアード大回転4位、回転4位
2021年 世界選手権 回転 途中棄権
2年前のW杯回転は1回目を22位で通過するも、緊張で「地に足がついていなかった」と2回目に途中棄権した経緯もあってか、今シーズンのW杯8位は、小山陽平選手自身も「僕が一番驚いている」と快挙を喜んでいたようです。
小山陽平の中学高校大学
小山陽平選手の学歴は次の通りです。
出身中学:金沢市立内川中学校
出身高校:小樽双葉高等学校
出身大学:日本体育大学
中学時代は、なんとソフトボール部で「エースで4番」を務め、全国大会にまで出場していたという小山陽平選手!その上、冬場はスキーに打ち込み、全国大会で2度も優勝しています。
中学を卒業すると同時に、ソフトボールとスキーの二刀流も卒業し、北海道にあるスキー強豪校、双葉高校(現在の小樽双葉高校)に入学しました。その後、2015年には、全国高等学校スキー選手権と国民体育大会の大回転でそれぞれ優勝しています。
日本大学時代では、日本のみならず、数々の世界大会にも出場し、ユニバーシアード大会では4位になるほど、世界大会でも活躍されています!
小山陽平の出身地や実家
小山陽平選手は、石川県勢として初めてのオリンピック代表選手です。
小山陽平選手の出身地は石川県金沢市内川地区。内川地区というのは、町名こそありませんが、内川ダムや内川小中学校、内川スポーツ広場など、随所に名前が残っています。子どもの頃、所属していたスキークラブの関係者の話を聞く限り、小山陽平選手が幼少期を過ごした地元は、のどかで、アットホームな雰囲気を受けます。昨年6月に帰省した際は、古巣の地元スキークラブの練習に顔を出し、田んぼの横で即席のサイン会で交流されたのだとか。なんとも温かい交流ですね。
実家についても調べましたが、残念ながら有力な情報は見つかりませんでした。全国中学校大会で優勝しても、北海道の高校でインターハイに優勝しても、地元の人は「おめでとう陽平」の大きな幕を飾って応援してきたと言います。海外遠征で中学の卒業式を欠席した時は、帰国後1人だけの卒業式が行われ、サプライズで同級生や後輩が集まってくれたのだとか。もう内川地区全体が、実家でありファミリーのような印象を受けます。
小山陽平の父親母親家族
小山陽平選手の家族構成は、両親と弟さんがいらっしゃるようです。名前や年齢なども調べましたが、残念ながら、そこまでの情報はありませんでした。
いろいろ調べていると、折に触れて、小山陽平選手は地元の人々や家族に対する感謝を表しており、彼の人柄の良さ、家族想いな様子がよく分かります。きっと素晴らしい人間関係が築かれているのでしょう。地元では「内川の星」と呼ばれているそうですが、北京オリンピックでは「日本の星」として、頑張ってもらいたいですね!
まとめ
この記事では、小山陽平選手のプロフィールや経歴、出身地や中学・高校・大学、実家や家族について調べ、紹介してきました。
オリンピック初出場ながらも、世界一を目指すと強気な小山陽平選手。オリンピックでの男子回転は、1956年コルチナダンペッツォ大会で、猪谷千春が銀メダルに輝いたのが最高成績。
初の大舞台でも、臆することなく、素晴らしい滑りを見せて欲しいですね!




