地震大国と言われる日本ですが、2022年3月16日の23:30頃に福島県沖で大きな地震があり、その影響が各所に起きています。
今一番大きな影響といえば、日本で初めて発令された電力需給ひっ迫警報ではないでしょうか。すべての報道機関などからも呼びかけられる大きな出来事に、驚いたことと思います。
そこで今回は、電力需給ひっ迫警報とはどういうもので原因は何なのか。停電地域対象はどこで、電車の運行に影響がある?などwikiのようにまとめてみました。

電力需給ひっ迫警報が発令
この度日本に『電力需給ひっ迫警報』が初めて発令され、主に関東・東北を中心に大きな範囲での停電が予想されることで、政府をあげて節電の呼びかけがされている状況です。
実際、大きなビルや企業も節電に努めており、東京の象徴ともいえる渋谷スクランブル交差点でも電飾が消え、ファッションビルの渋谷109の電灯も消えました。
また現在日本全国的に天候不良が続いている事で、電気使用がかなり多いことも影響しており、この状態はまだまだ続いていきそうです。
しかし、今回のように電力需給ひっ迫警報が起こるほどの電気供給の不安を、この時代に感じることになるとは想定していなかったので、コロナウィルスや外国での戦争など心が休まらない方もいるのではと心配になりますよね。
電力需給ひっ迫警報の原因は?
今回、電力需給ひっ迫警報が何故発令されたのかというと、2022年3月16日に起きた福島県沖の地震の影響により、火力発電所の稼働が止まってしまったこと、思いのほか寒さが続いていることが挙げられます。
2011年3月11日に起きた東日本大震災以来の節電の呼びかけとなりましたが、今回のように『電力需給ひっ迫警報』をいう言葉で国民に呼びかけられたのは初めての事で、日常放送されているテレビ番組の生放送も薄暗い中で行われたりと、異例の状態でした。
東北地方は電力の供給が落ち着いているようですが、関東は引き続き数日節電が求められる状況です。
国民全員がというのは言葉が大きくなってしまいますが、かなりの皆さんが節電に協力していることがよくわかる日だなと感じましたね。
電力需給ひっ迫警報で電車は止まる?
『電力需給ひっ迫警報』で懸念されるのが、東京を中心に電車が止まってしまうのでは?という事ですよね。
今の所今回の電力需給ひっ迫警報では”日暮里・舎人ライナー”の停電以外大幅に電車が止まったという事はありませんでしたが、帰宅できない可能性を踏まえ、早めに帰宅を促す企業もあったようですね!
また特急電車などは運休していたり、一部駅でエスカレータの停止や照明の消灯があったようですが、駅に人々があふれるようなことは起きなかったので、その点は良かったなと思いましたね!
電力需給ひっ迫警報の停電地域の対象はどこ
今回の電力需給ひっ迫警報においての停電地域は、主に東京電力・東北電力管内と言われていました。
<東電の対象地域>
・東京都
・千葉県
・神奈川県
・埼玉県
・茨城県
・栃木県
・群馬県
・静岡県(富士川より東)
かなり大きい範囲での対象地域でしたので、対象地域の人口も多い為不安に思った方も多いのではないでしょうか。
実際千葉県の一部などでは3月22日の時点で停電が起きていたようですが、現在は解消されているようです。
しかし、いつもより10%ほどの節電を継続していかないと、電力の安定供給が難しい状況には変わりはないので、引き続き出来る限りの節電に努めていきたいですよね。
まとめ
今回日本で初めての『電力需給ひっ迫警報』が政府より発令されたということで、コロナの影響によるまん延防止等重点措置がちょうどあけた日だったので、残念に思った飲食店の方もいたようですね。
しかし日本は本当に地震の多い国なので、いつ大きな地震が起きてもおかしくない為、普段からの備えと緊急事態が起きた際に対処できるように、普段から準備をしておかないといけないなと再確認するきっかけにもなったと思います。
今の時点ではまだ大きく停電になっている地域がないとはいえ、予断は許さない状況には変わりがないですし、2022年3月23日の11時には警報解除になるとも言われていますが、いつも節電を心がけて生活していきたいですね!
